群馬からお越し頂きました
徳島繊維卸問屋 ㈱山善のてるよ女将こと山口哲代です。
夏の展示会が終わり、はや二週間も経ってしまいました。
ご購入いただいた品物を加工に出す準備をしたりと、あっという間に時間が過ぎていきます。
学生時代に着付けを練習に来てくれていたNちゃんが、徳島に戻って来てくれました。
今は群馬県で仕事を頑張っていらっしゃいます。
仕事に就いて3か月。いろいろな出来事に遭遇しながらも頑張っているようです。
お話を聞くだけで、驚いたり笑ったり。楽しい時間が持てました。
お給料が出たので、自分の力で着物を誂えたい!とわざわざ徳島まで来てくれました。なんと嬉しい事でしょう。
夏の着物は、一枚お持ちなんですがそれに合わせた帯があれば、
とのことです。
何種類か準備した袋帯中から選ばれたのがコチラ。
まさに夏にピッタリのオシャレな袋帯です。
ビニール袋の上から写真を撮ったので光っていますが、
植物のゼンマイが織り込まれています。
珍しいですよね。
ぜんまい織とは
【読み:ぜんまいおり】
食用ぜんまいの新芽から採ったぜんまい綿に、真綿を交ぜて糸を紡ぎます。織物にするときは、経糸には木綿か絹を用い、緯糸には紡いだぜんまいの糸を織り込みます。織り上がった布は柔らかく、保温性と防水性に富んでいます。
きもの用語大全
確かに、帯をよく見るとわかりますね。
どれだけ手間暇かかった品物なんでしょうか。
また、巻き方によって、胴の部分はピンクが出たり、星空のような紺色が出たり。
とても楽しい袋帯です。
若いNちゃんにはピッタリ。
長さもたっぷりありますので、二重太鼓に楽にできそうです。
良かった~。
上手に結んでくださいね。
そして、便利な夏の小紋も見つけられて。
迷いに迷ったのですが、ご購入いただきました。
豪華な夏小紋。
市松織の紗生地にバラの花が染められています。
今、正絹の夏小紋はとても少なく、貴重なんです。
しかし!
絹は涼しい~。
羽衣のように軽くて柔らかです。
絹は汗をすぐに外へ出してくれます。
「あまり、派手ではないけれど、飽きずにずーっと着られそう。」
そう言って選ばれたのが印象的です。
この夏着物を着たい日が決まっているので、大急ぎで仕上げなくてはなりません。
遠い所から飛んできてくれたNちゃん。
本当にうれしい限りです。
頑張って仕上げますね。待っていてね。
できるだけご希望通りにとおもっていますが、難しい曜日もございます。
早めにおしらせくださいね。
お申込みお待ちしています。
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会社説明
会社名 | 株式会社 山善 |
場所 | 〒770-8056 徳島市問屋町46番地 |
定休日 | 日曜午後、祝日、 第一第二土曜 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時半 |
TEL | 088-623-2366 |