夏着物、着てしまえば案外暑くないよ

徳島繊維卸、㈱山善の着物の先生、てるよ女将です。
徳島も本格的な夏がやってきた感じです。
この間まで涼しかったのが噓のよう。
お着物もいよいよ夏着物にチェンジです。

本格的なシーズンを迎える前に、チェックしてみた絽の色無地。
袖丈が短く、裄も短かったのです。

絽の色無地直す前
絽の色無地直す前

そこで、袖丈は生地があるだけ伸ばしてもらい、裄も私のサイズに出してもらいました。
着物はこのように裄丈や袖丈を出したり入れたりできる、とてもサスティナブルな衣装なんです。

絽の色無地直した後
絽の色無地直した後

このように長襦袢が袖口からにょっきり出てくるという、恥ずかしいことをシーズン前に回避することができました。
気分もすっきり。
このシーズン、沢山着させた頂こうと思っています。

また、着付け教室にお越し頂いている生徒さんは、逆に丈が長すぎて、困っていらっしゃいました。

おはしよりがすごく長くて、着にくいし、着心地も悪いということで、解いて丈を入れ込んでもらいました。
裾で切ってしまうと、もったいないですもんね。
長襦袢も少し丈を入れて、半衿を絽に変えました。

おはしよりも短くなって、襦袢も気持ちよく着られています。
下着も透け感をなくす工夫をされていたので、後姿もバッチリ。
良かったです。

こんな風に、少し手を入れてあげるだけて、着物はマイサイズに変えることができます。
お気軽にご相談くださいね。

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