半衿について

徳島繊維卸問屋、㈱山善の着物の先生てるよ女将こと山口哲代です。
1月に入って、ワードプレスの調子が悪く、更新ができませんでした。
書きたい事たくさんあるのに・・・
何かがあったんだとは思うのですが、サイトが非表示になっていて、何とか復活できたものの、二度と復活できないの?と。
怖いなぁと実感しています。
機械って、一瞬でだめになってしまうのかもって、冷や汗をかきました。

昨日もアメブロの記事が一瞬で消え去り、復活しませんでした。
よくあることらしく、Facebookで、皆さんに慰めてもらえて、とても嬉しかったです。
分かるわかる~って。
自分でも、あーすればよかったかも、って思っているので、その上に説教されたら凹みますけど、共感してくれるのは嬉しいですよ。
ほんとうに。
仕事の上でも、子育ての上でも、これって大切だなぁと感じた出来事でした。

アメブロは寝る前にスマホでチャチャっと書いちゃうのですが、ワードプレスはそうもいかず、更新が滞ってしまいました。
なんとか対策を考えねばなりませんね。

半衿は汚れやすい

さて、今日は半衿について、です。
お正月に娘に着物を着せました。
白い半衿はどんな着物にも合うので、白い半衿を付けています。
冬だし、そんなに汗もかいていません。
一日陰干しして、仕舞おうと思ってみてみたら、半衿が汚れていました。

外した半衿
外した半衿

わかりますが?ほんの少しうっすらと汚れています。
ちゃちゃっと普通の洗剤で手洗いしました。

洗った半衿

絞らずに、外で水切り。日陰干しで、すぐに乾きます。
そして、本日。長襦袢に縫い付けようと、半衿を見てみると。

洗濯後の半衿

うっすら汚れが落ち切れていませんでした。
あんれまぁ~(笑)
そんなに濃い汚れではないので、問題ないと言えばないのですが、少し奥へずらして付けることにしました。

半衿を繰り返し使う縫い方


紙に書いて説明しますね。
オレンジが汚れだと思ってくださいね。

先に内側を多めに折って縫い付けます。すると山も当然ズレるわけです。

すると、内側に汚れがズレて、外側からは綺麗な部分しか見えません

外側を縫い付ける

内側が縫えたら外側を縫い付けます。
綺麗になったね。
完成しました。

半衿付け完成

半衿は、汚れたらすぐに洗うが原則。
時間が経つと、汚れはこびりつき、落ちにくくなります。
外すのが面倒くさい場合は、都度丸洗いされることがおススメ。
次回も気持ちよく着られます。
安いものなので、都度新品にするのもあり!ですけど、
少しもったいないと思う私は、この方法で、何度も使っています。

半衿の役目とTPO

半衿が見える部分って、少しの範囲ですよね。
そこだけ細かく。
あとはざっくり縫えばオッケー。
直ぐに外すので、粗くても平気です。

丁寧に縫わなきゃと、思うと外しにくいけれど、粗くても清潔な方がいいように思います。

まずはご自身で縫ってみてくださいね。
チクチク針仕事も楽しいものですよ♡
もし無理!ってなったら、外注もあり。
私どものような、呉服屋さんに頼めば、サクッと綺麗に縫い付けてもらえます。
費用がは掛かりますが、その時間で別の活動ができます。

上手に呉服屋さんを利用してみてくださいね。
ちなみに私は柄物の半衿。

ほぼ毎日着るのでね~。
汚れが目立ちにくいので助かっています。
但し、フォーマルには向きません。
フォーマル着物の時は、白い半衿の長襦袢を着ます。

半衿もTPOに合わせて楽しんでくださいね~。

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