図南(となん)の翼

図南の翼

徳島市繊維団地 ㈱山善のてるよ女将こと山口てるよです。
Instagramで紹介されていた文章を読んで、すぐに本屋さんへGO!

そして、一気読みしてしまった本です。
小野不由美さん、初めてでした。
本屋さんではたぶん再々見かけていたのに、手に取らなかった十二国記シリーズ。
エピソード6にあたるのが、「図南の翼」です。
知らなかったなぁ~。
それまでの本は何にも知らないけれど、まったく困ることなく読めました。

12歳の少女、珠晶(しゅしょう)が、冒険していく物語なんですけどね、
もう、面白くて!!!

決して子供のお話ではなく、とても考えさせられ、感銘を受ける物語なんです。


恭国の王様が亡くなり27年たっても王様が決まらない。
そのため、治安が乱れ荒廃していく恭国。
裕福な家に生まれた珠晶は、国を救うべく立ち上がるのですが、
その前に立ちはだかる黄海には、妖魔が・・・
12歳の珠晶は、様々な大人と出会い、助けられたり学んだりしていきます。

彼女はどうなってしまうのか。
それはもう、おっそろしい、妖魔が出てきます・・・。
これでもかと、辛い想いもします。

一回目はとにかくノンストップで一気読み(笑)
どうなるの?どうなるの?ってね~。
そして、ストーリーがわかってから、2回目はじっくりと読みました。

何度読んでも面白い♡

とにかくね~、深い!深いのよぉー。
純粋な少女がどのように考え、成長し、
それを支える大人たちが、どう変わっていくのか。

本当に面白い本でした。
知らなかったなぁ、小野不由美さん。
多分、他の物語も面白いはず。

絶対、はまっちゃうんだろうなぁ。
そう思うと、今は自制しています。
眠れなくなっちゃうもんね(笑)

他にも数冊積読本があるので、冬休みには読書しようと心に決めています。
他にも色々読んだのですが、一番面白かった本を記録したくて書きました。



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