どうして袖口から長襦袢が出るの?
徳島市繊維卸問屋、㈱山善のてるよ女将こと山口てるよです。
暖かかったなぁと思ったら寒くなったり。
春はまさに三寒四温で季節が進んでいきますね。
昨日は、エミールさんの着付け教室でした。
みなさん、カジュアル着物が着られるようになり、名古屋帯も結べるようになってこられましたよ。
着付けを練習するお部屋には、ひな人形が飾り付けられ、とてもいい感じなんです。
最後にお雛様の前でお写真を。
まゆみさん、足が痛いのに座らせてごめんね。
でも記念になるかな。
帯揚げも帯〆も綺麗になってきました。
衣文も抜けてきましたね。
嬉しい限りです。
次回は冬講座の最終回。
一人で全部着付けて、所作の練習をいたします。
立ったり座ったり、歩いたり。
いろいろ出来るといいなぁ~。楽しみにしています。
長襦袢が袖口からはみだしてる問題
さて、昨日は、私も着物を脱いで、長襦袢を着るところから足並み揃えて一緒にしました。
説明しながら、目配りしながら着たのですが帰ってみてみると、長襦袢の袖口が着物からはみ出していました。
あらら~(;’∀’)
どうしてこんなことが起こるのかというと、原因は二つ。
その①
着物と長襦袢の袖巾が合っていない=裄丈が合っていない
その②
長襦袢の中心がズレている
主にこの2点です。
対処法は?
袖巾が合っているのにはみ出す場合は
昨日の私はコレでした。
簡単に直すには、とにかく背中心をずらさず、きちんとクリップで止めて着ることが大切。
昨日は、着付け小物を入れた袋を自宅に忘れて行ってしまい、大失敗です。
生徒さんに、腰ひもを貸してもらいました。トホホ・・・
もちろん、クリップはありません。
とにかく、着付けクリップを侮るなかれ。
着物を羽織って、背中心を決めたら、
長襦袢と着物を留めておかないと、いつの間にかズレてしまいます。
(その前に、長襦袢の背中心をくるわさずに着ること、なんですけどねっ。
丁寧に着るために、クリップ必需品です。
そして、面倒くさいかもしれないけれど、手順通り、留めるのを省かないこと!です。
袖巾が違う場合は
着物と襦袢の袖巾が違う事、よくありますよね。
すべて揃えておけば、安心なんですけど、そうもいかない。
そんなときの応急処置方法をお伝えいたします。
「長襦袢の袖巾のまんなかだけ、縫う」
です。
こんな感じ
はみ出す分だけ縫い縮めておきます。
広い袖巾の着物を着る時は、解けばいいだけなので、簡単♡
縫い目も少し大きくても大丈夫です。(5ミリくらいかな。)
ざっくり、留めちゃってください。
着てから、「ああ~っ!」てなるととても残念なので、
着物と襦袢の合わせ具合は前日にチェックしておくことをおススメいたします。
振りから長襦袢が見える場合は?
着物のお袖の振りから長襦袢が見える場合も考えられますよね。
その原因も主に二つ
その①
肩幅が合っていない。
その②
袖丈が合っていない
です。
長くなりそうなので、また、次回書いていきますね。
着付け教室のご案内
できるだけご希望通りにとおもっていますが、難しい曜日もございます。
早めにおしらせくださいね。
お申込みお待ちしています。
ひとりで着物を着られるようになりたい あなたのための着付け教室のご案内
会社説明
会社名 | 株式会社 山善 |
場所 | 〒770-8056 徳島市問屋町46番地 |
定休日 | 日曜午後、祝日、 第一第二土曜 |
営業時間 | 午前8時半~午後5時半 |
TEL | 088-623-2366 |