目立つことは、好き？嫌い？

徳島繊維卸　(株)山善のてるよ女将こと山口哲代です。
昨日は、朝晴れていたのに、どんどん風雨が強まってしまいました。
今日は晴れですが、風が冷たい。
体温調節がたいへんですね。

お嫁入にお母様が準備してくれた着物たち

秋から着付け教室に来てくださっているHさん。
私と同い年の超美人さん。
沢山の着物をお持ちです。
お母様が作ってくださった着物を着て、お母様に見てもらいたいと、
着付けのレッスンにお越しくださいました。

長襦袢もいろいろな種類をお持ちです。
着物も帯もたくさん。
もう、ため息が出るような豪華な品もたくさん持ってらっしゃって、
拝見するだけで、ほれぼれしてしまいます。

せっかく作ってくれたお着物ですもんね。

無事お母さんに見てもらえたそうです。
よかったですね。
そういう気持ちをお持ちの女性、多いかもしれませんね。

価値観はひとりずつ違ってあたりまえ

その後も、次々と様々な着物と帯で、お稽古されています。
Hさんは、とても華のあるお姿なのに、目立つことが大嫌い。
私にしてみたら、容姿に恵まれ、頭もいいし、もったいないなぁ～と、思うのですが、
嫌いなものは嫌いなんです。
それでいいと思う。

人を押しのけてでも、目立つのが好きな人もいるし、そうじゃない人もいる。
アウトドア派の人もいれば、インドア派の人もいる。
金子みすゞさんの詩じゃないけれど、「みんなちがって、みんないい」のですね。
幸せは自分の心が決めるのだから。
本当に価値観は、人それぞれなんだなぁと思いました。

そう言う私も、けっこう頑固なところもあって、
ダメだと思うと、テコでも動かないし、嫌いなものは絶対嫌い。えへ。
心に嘘はつけません。蓋もできません。

但し、私は人の良い所を見つけるのは天才的にうまいのです。
生徒さんを良く褒めますが、それは良い所を良いと口に出すから。
これは、天性なんですかね。
「おべっか」とかこびへつらうとは違います。
事実を淡々と伝えているだけなんです。

何を「幸せ」ととらえるかは、本当に一人ずつちがうのですよね。
もしかしたら、褒められるのが嫌な方もいるかも。
気を付けなくちゃいけませんね。

体つきも一人ずつ違うから補正も違ってくる

補正の仕方も本当に一人ずつちがいます。
補正が全く必要ない方は少ないですが、皆無ではありませんよ。

補正をしよう！とすると、ひと手間かかります。
たしかに、慣れるまでは、面倒くさいかもしれませんが、
着物は、お洋服と違って、直線で出来ているため、工夫が必要なんです。

せっかく、着るのだから、ひと手間をかけて工夫してもいいかなぁと、私は思います。
Hさんはスレンダーなので、あちらこちら工夫していただいて、
逆に、すっきり綺麗な着物ボディーになっておられます。

これは、Hさんが、あまり着たことが無かった着物たち。
練習で初めて着ることが出来て良かった、とおっしゃっていました。

背も高く、柄が映えて美しい～。
着てもらえて、私も良かったデス♡

コロナの話、バブルの話、子供たちの話などなど。
同世代なので、レッスンの合間に楽しい話は尽きません。

明るくて頭の回転が速いHさん。
今は、重ね衿も使って練習されています。
ますます、着付けの腕にに磨きがかかりそうです。

できるだけご希望通りにとおもっていますが、難しい曜日もございます。

早めにおしらせくださいね。

お申込みお待ちしています。

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