人は感情でモノを買う:伊勢隆一郎著

徳島繊維卸問屋 ㈱山善のてるよ女将こと山口てるよです。
今日は、私にしては珍しくビジネス書の感想を。
読んだ本は伊勢隆一郎さんの「人は感情でモノを買う」です。

そもそもモノを買うとは

ひとは感情でモノを買う

そもそも私たちがモノを買う時ってどんな時でしょうか?
必要に迫られたとき。
ほしくなった時。
準備しておくためなどなど
いろいろな場合がありますよね。

そんな中で、この本は、人の心の動きに注目して解説されています。

コロナ禍で、モノが本当に動かなくなっています。
それは、そのモノや事が必要と思ってもらえないから。
みんなの気持ちが、消費には向いていないからですよね。
モノではなくて、病気の心配に対して、今は気持ちが向いているからね。

つまり、結局は私たちの「感情」なんですね。

伊勢隆一郎さんって、どんな人?

この本を書かれた伊勢隆一郎さんて、どんな人なんでしょうか?
伊勢さんは、1979年埼玉生まれの実業家さんす。
四十過ぎですが、起業歴は21年。
大学時代からビジネスをスタートされています。
起業当初は大変苦労をされたようですが、
2009年に12時間限定のセールスで5億6790万円を受注されるという業績をたたき出しました。
その後世界50か国以上を旅しながら投資家としての活動をスタートされました。


前回の若山陽一郎さんも世界を旅していたなぁ。
若いうちに世界を見られるって素晴らしいことなのかもしれませんね。

100%出資でスタートしたD2Cブランドは日本で有数のブランドにそだちました。

D2C(Direct to Consumer)とは、企業や個人が製品の企画・製造・販売を一貫して行い、代理店や流通、小売店等を介さずに消費者に直接的に販売するビジネスモデルのことです。
現在は複数の会社を経営してグループ年商が10億円以上!!!
すごいねえ。今も、スタートアップ投資と支援もしているそうです。

2019年からは、日本人の金融リテラシーの底上げや、個人投資家の育成が必要と考えられて、投資教育も行われているそうです。

こちらも、わっかんさんと同じなんですが、2014年から、ミヤンマーにおいて、「パソコン一台で世界の貧困をなくすプロジェクト」を主宰し、
社会貢献も積極的におこなっているそうです。

成功されている方って、みなさん社会貢献しているよね。
うん、そうなんだなぁ~。

買う買わないの主導権はお客様

お買い物に行ったとき、買う、買わないの主導権はお客様にあります。
その商品や体験をどう思うか、価値を感じてもらえるか、その説明をするのが売る側の役目。

それが、対面では難しい今、どうすればよいのかがわかる本になっていました。

お客様の感情に寄り添いながら、ネットで販売された結果が、
伊勢さんは12時間で五億円!
どうやって、その偉業を成し遂げられたのかが、たっぷり書かれています。

今でこそ、ランディングページの書き方本も多数出ていますが、
コチラの本は、ネットだけではなく、実際に販売する場合に役立つことも満載。

とても丁寧に書かれているので、読む価値が山盛りでした。
この通り、やってみようと、思いました。

私は付箋を貼りまくりましたよ。
刺さる言葉が満載の本でした。

伊勢さんに直接質問できるチャンスが!

来月6月24日木彫日の夜、読者と著者が直接話をする「読著会」がZOOMで開催されます。
今回はこの本の著者、伊勢隆一郎さんをお招きいたします。
ご自身のビジネスのこと、
この本の中でもう少し詳しく突っ込んで聞いてみたい事など、
直接、伊勢さんから話を聞けます。

オンラインなので、コロナも安心ですよね。

「人は感情でモノを買う」読著会お申込み

コロナ禍で、モノも人も動かない時代になっています。
伊勢さんから経営や暮らし方のヒントをたくさんもらいましょう。
もちろん、私も参加します。
楽しみですね。

読著会のFacebookページもあります。
是非ご参加くださいね。

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