ゆかたでお茶のお稽古をしてみたら

徳島繊維卸問屋 山善のてるよ女将です。
いつもは、洗えるポリの紗の着物でお茶のお稽古に行くのですが、
これだけ暑いと、さすがに心が折れて、ゆかたに半巾帯でお茶のお稽古に行きました。

ゆかたでのお稽古の感想

ゆかたにも種類があると思うのですが、今日の浴衣は綿の平織りのシンプルなゆかたです。
ゆかた下を着て、ゆかたを着たので、裾さばきは悪くなかったです。

ただ、茶道には、「にじる」という動作があり、その時、キシキシして動きにくいことがありました。
それと、時間とともに、汗でまとわりつく感じです。
ポリの着物だと、そんなことはなく、さらさらと動けましたので、やっぱり素材の違いは大きいのかもしれません。
ただ、ポリエステルの着物は、汗を吸い取ってくれないので、やっぱり暑い・・・蒸れるという感じがあります。
ゆかたは綿なので、しっかり汗をとってくれて、着心地はとてもいいです。
汗を吸い取ってくれる分、重くなってくる感覚はあります。

絹の着物だと汗を外へ放出してくれるので、とても楽です。
動きやすく、立ち居振る舞いも楽です。
ただし、自分では洗えません。
お手入れがムツカシイですよね。

一長一短がありますので、用途に合わせて使い分けるといいのかもしれません。
お稽古は洗える着物、外出は絹の着物で、などなど。

麻の着物はまだ持っていません。
着ぶくれするのが怖いのと、膝裏のしわも心配なんです。
でも夏独特の着物なので、いつかチャレンジしたいなぁと思っています。

本日のお稽古は

今日は、貴人点(きにんだて)のお薄と、茶筅荘(ちゃせんかざり)、洗い茶巾のお稽古でした。ほぼほぼ、平点前なので、ポイントを抑えるだけなのですが、
やっぱり忘れているところがありました。

お菓子は、「藤餅」石井町のお菓子屋さんのお菓子です。

藤餅

先生が冷蔵庫に入れてくれてて、とても美味しかった。
夏の時期のお心遣いを感じました。

貴人点では、茶杓を出すときに袱紗を使うこと、
茶筅荘は、水差しを拝見に出すこと、
洗い茶巾は、お薄器を右手にのせて、建水などを左手に持って入ること。
私の忘備録です。
次回のお稽古は、お盆明け。それまでに復習しておこうと思います。

半巾帯はカルタ結びで

車でお稽古に行くので、博多の半巾帯をカルタ結びにして参加しました。
帯結びは緩むことなく半日過ごせました。

最初少し緩く結んだので、一度きちんと締め直しました。それが良かったかな、と思います。
反省点としては、前板を入れた方が袱紗の付け外しの時にしっかり支えてくれるかもしれないと思いました。できれば、帯〆もした方が良くわかると思いました。
カルタ結びはきちんと結べば緩みませんし、車のシートにもたれても平気。
人ごみの中に入っても大丈夫だと思います。
私は博多帯でしたが、かわいい半巾帯なら若いお嬢さんも結べる便利な結び方ですね。
また、ご紹介したいと思います。

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