小紋に名古屋帯を結ぶ

徳島繊維卸問屋 ㈱山善のてるよ女将こと山口てるよです。
一か月半ぶりに、着付けの復習に来てくださいました。

紺色の小紋

小紋に名古屋帯

紺色の色合いがKさんにあまりにもピッタリで♡
お顔うつりが最高。

似合う色を着られると、本当に若々しくて綺麗ですね。
花菱の飛び模様の小紋がとても素敵です。
シンプルな幾何柄も季節を問わず、いいですよね。

作ってくれたままで、まだしつけがついている着物。
少し抱き巾(胸巾)が狭いのですが、広衿なのでぴっしり着られそうです。
着てくれたらお母様も喜ばれますね~。

この着物の前に訪問着を練習されているので、もう着物は楽々バッチリです。
衣文もばっちり抜けていますね~。
着物美人の誕生です。

前回は訪問着に袋帯の練習だったので、今回は名古屋帯の練習。
名古屋帯は白地に花と紺時に蝶の二本お持ちです。
さて、どちらを締めればよいかな?
二本とも締めてみました。

関西巻きと関東巻き

帯は右に巻いても左に巻いてもどちらでも大丈夫なんです。
名古屋帯は前にくる柄の位置が表裏で微妙に違うので、体型に合わせて柄が出るように結べばOKです。

白い名古屋帯後姿
白地の名古屋帯

こちらの名古屋帯は少し短めで、前に柄を出そうとすると、左肩にかけると少し無理で、
右肩にかけて結びます。
今まではずっと、左肩にかけて結んでいたのでね。

左右反対になるので、まるで頭の体操。
手の動きもすべて逆・・・慣れれば平気なんですが、体の後ろでする仕事。戸惑いますよね。
実際、力加減も難しいのです。(私も経験済み)
なかなか力が入らない・・・

そうして結んでも長さがぎりぎりで、お花の上部を出すのがムツカシイ(;´Д`)
その上、返りもたっぷりで、形を作るのもムツカシイ・・・

こちらは、もう一度手先の量を調整する必要がありそうです。
ご自分一人で結べるように練習練習です。
初めての結び方、よく頑張られました。

次は通常の左肩にかけての帯結びで紺の帯。

紺地の名古屋帯
紺地の名古屋帯

こちらは紺地に蝶の柄です。
蝶の柄がもう少し出るはずなんですが、出し過ぎると派手になるかも。
あと2~3cm下げるよう次回はチャレンジしたいですね。
コチラは通常通り左肩にかけて結んでも前に柄が出ます。

お太鼓も結びやすい。
結びやすいので着ていても楽そうです。

五月に着るのが目標

五月に着られるようにするために、少しずつ復習していきます。
もともと、着慣れているKさんなので、きっと大丈夫。
さて、どちらにしましょうか。

二種類の名古屋帯
二種類の名古屋帯

紺地の小紋に合わせる帯、どちらもステキですよね。
帯が決まれば後は練習あるのみ。
悩みどころですね。
一時間で初めての着物と帯をこれだけ練習できるってすごくない?
さすが、Kさん。
次回も楽しみにしています。

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