一服のお茶に気持ちを込めて

徳島市問屋町㈱山善のてるよ女将こと山口哲代です。
久しぶりに三人揃ってお茶のお稽古ができました。
風炉も今月中です。
本日は細水指を使った中置の濃茶と薄茶。
戸の開け閉め、拝見まで「つもり」は無しです。
人数が揃うと、きっちり勉強できてとても楽しいですね。

すべては、「おもてなし」の心から

茶花
床の間のお花

軸とお花で季節感を

お花は、ピンクが玉すだれ、白はシュウメイギク、あとは矢筈ススキです。
今朝は雨になるのがわかっていたので、前日に先生が水揚げして準備してくれていました。
茶花は、「野にあるように」生けるので、ためたりしません。
とても秋らしい床のお花でした。
季節感満載ですよね。

和菓子の頂き方


主菓子は、「梢紅葉(こずえ こうよう)」
木の上で、緑の葉もありながら、段々と赤や黄色に紅葉していく様子を表したお菓子です。
本当に和菓子って繊細で、素敵ですよね。
毎回考え出すのは大変だと思います。
和菓子職人さって、頭が柔らかくないとできませんねぇー。
毎回関心させられます。
お菓子は、外側も中の餡もとてもおいしくて。後て飲むお濃茶が引き立ちました。
ありがとうございました。

裏千家も表千家もですが、和菓子を先に全部食べてから、抹茶を飲みます。
お菓子を食べながら、お茶を飲むという感じではありません。

なので、お抹茶を待たず、先にお菓子を食べてくださいね。
お菓子を食べないと、お抹茶が出せません。
そこは注意が必要かな~。

菓子鉢から懐紙に一つ、お箸でとって、菓子切で一口にきりながら、頂きます。

中置にする理由

そして、なぜ10月には風炉が中置き(畳の真ん中)になるかというと、
10月は少し気温が下がって、肌寒くなってくる頃。
風炉の火をお客様に近づけ、
お水が入っている水指は、風炉の左側へ移動し、
お客様が、少しでも快適に、という配慮からです。

風炉の左の狭いスペースに水指を置くので、細水指となるのですね。
寒くなってきたので、お水は、お客様から遠ざけます。

それまでは、畳の左の方に風炉(火)、右側に水指(水)でした。
これは、少しでも涼しく、ということですよね。

季節の和菓子でもてなして、一服の抹茶に心を込める。
全ては「思いやり」の心からです。
お茶の世界はとても楽しいのです♡

お稽古はきもので

秋の着物
秋の着物

今日は裄丈、身巾の広い着物でお稽古しました。
普通に着るとすこし「ぞろり」と裄丈が長いのですが、
動いても裾が乱れず、お茶を点てても腕が見えず楽でした。
自分にピッタリの着物より、少し大きめの着物の方がお茶のお稽古には向いている気がします。

やはり、身長差があるので、母の着物だと少し裄丈が短いし・・・
順にお直ししていこうと思いました。

秋の着物

型絞りに瓢箪柄

秋らしい赤みがかった紫に、型染め絞り。
柄は、瓢箪かへちまか?わかりませんが、蔓性の植物が描かれています。
春じゃなくて、秋って感じの着物。
せっかくなので、沢山着ようと思っています。

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会社説明

会社名 株式会社 山善
場所 〒770-8056 徳島市問屋町46番地
定休日 日曜午後、祝日、 第一第二土曜
営業時間 午前8時半~午後5時半
TEL 088-623-2366

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