夏の着物って?

夏の着物コーデその1

お客様からご注文を受けていた夏の着物と帯ができあがりました。
まるで、「美しい〇もの」に出てきそうなオシャレな組み合わせです。
この着物は、コチラでお伝えした通り、とても薄い絹紅梅の生地です。

絹紅梅生地

絹紅梅生地

後の景色が透けているのがお分かりいただけるでしょうか。
それほど、薄い生地なので、下着にも気を遣うことが必要。
もちろん、長襦袢は着られるんですけどね。
今回の場合生地がとても薄く色も淡い上、無地です。
そこで、今回は居敷(いしき)を付けることにしました。

居敷当てとは

居敷当て

前は重なるので大丈夫なのですが、後は一枚ですし、座ると薄い生地の場合下着が見えることがあるのです。それを防いでくれるのが、「居敷」です。
ただし、後は二枚になるので、やっぱり暑いという難点はあります。
ケースバイケースで考えることが必要ですね。

衿にも衿裏を付けました。

衿裏ってなに?

衿裏

ゆかたは、こんな風になっていませんね。
衿裏を付けるのは、衿を半分に折って着物らしく着るためです。
衿元に風合いが出て胸元の調整も上手にできます。
お嬢様と共有されるので、ゆかたのような「柳衿(やなぎえり)」より融通が利きます。

夏に一番出番が多いのは何といってもゆかたですが、
涼しげな大人の着物もステキなものです。

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