人生を変える３３の質問：ワタナベ薫

徳島繊維卸問屋　㈱山善のてるよ女将こと山口てるよです。
カオラボにも入っている私。大好きなワタナベ薫さんの本を読みました。
5歳若いけれど、すごく勉強家で謙虚で、優しくて厳しい、女性実業家。
そして「美人になる方法」というブログを書きつづけていらっしゃるブロガーです。

たくさんの付箋が付いています。
それだけ、心に残るところが多かったのだと思います。
この本は大きく分けて11章からできています。
第一章で心に残ったところは、「優雅に生きてみる」というところ。
ついつい「早くしなきゃ」とか「早くいかなきゃ」とか、思ってしまうクセ。
ありませんか？
でもね、本当に長い人生で考えてみたらゆっくりしても大丈夫な事の方が多い。
焦らなきゃいけないところは、頑張って急げばいいけれど、そうじゃないのにカリカリキリキリしてもしかたないのかも。
と、思いました。
「時間に支配されないように生きる」って、素敵。ゆっくり動くことで、心も落ち着けるんだね。
だから、茶道が好きなんだなぁ～と、気が付きました。

教養や洞察力、そして感情と行動

知識は取り入れるだけじゃなく、行動したり考えたりして自分の経験値にしていくこと。
洞察する力、想像する力を身に着けること。多面的に、逆側から考えてみること。
これって若い頃は体験してきたことが少ないのでできにくいけれど、
さすがに、もうこの年になったらできるでしょう。
でも気をつけないと忘れてしまう。
できてるかなぁと、時々見直したいな、と思いました。

ゆかり先生の読著会でも伝えられたことだけれど、感情と行動は分ける。
怒りや大きな悲しみの感情に支配されそうになったら、
一呼吸置くことがとても大切。
感情にまかせて行動しないようにしないと、後で後悔するもんね。
その方法も書かれていました。

愛とは与え続けるもの　お金はあるもの

愛とは、じぶんから与えることなんだって。
まずは身近な人に愛を与えてみることから始めよう。
なんの見返りも求めず与えて与えて与え続けること。できているかしら？

お金は、あるものとして考える。
お金を使って得られる体験・経験・学習に価値を置くといいよ。
いっぱい1000円のコーヒーを飲むことの価値とはなんだろう？
その考え方を知っておくかどうかでちがってくるんでしょうね。
人に与えることをケチると、お金は入って来なくなること。
忘れないようにしなくちゃね。

徳を積む習慣そして運を味方に

私に一番できてなくて、必要なことはこれかもしれません。
当たり前のことを当たり前に、意識せずにできているだろうか。
何からすればいいかは、自分で見つけて決めなきゃ、だけど、
とにかく一歩を踏み出してみることにしようと思う。

何となく行うのではなく、意識して始めて行動していくこと。
そこから何が得たいですか？どんな方法で行うかも考えて。
小さな習慣も継続すれば、大きな違いになってくる。
運は気の流れだから、良い時も悪い時もあるけれど、小さな幸せを喜んでいける気持ち、大切にしたいと思います。

この本はワークブック

薫さんのこの本は読むだけなら、ささーっと読めちゃうけれど、
章の最後に２～３個の質問があって、その質問に答えを書くようになったワークブックです。

私も最初サーっと読むだけ読んで、二回目は書きながら読んで。
三回目はこうして、感想を書きながら読みました。
書くことによって何度も確認できますし、私は本に書き込まず、ノートに書きだしました。
何年か経って同じ質問を受けたら、答えは必ず変化しているはず。

自分の変化や成長を感じながら使っていける本になっています。
多分、付箋の位置も変わってくることでしょうから、すっきり外してしまおうと思っています。
コロナ禍の今、知っておくといいなぁと思う事が山積みの本に出合えてよかったです。

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