雨にも負けないよ。着物でGO～

徳島繊維卸　（株）山善のてるよ女将です。

徳島市は今日は朝から雨模様。気温も下がり寒っ！と感じた秋の日となりました。
今日は、お客様から日本舞踊の発表会にご招待いただいていたので、お出かけしました。

舞友の集い

キングレコードさんが後援されている、日本舞踊の会で、春と秋に発表会が行われます。
今日も朝から楽しみでワクワク。
みなさま、日本舞踊は見られたことがありますか？
古典と新舞踊とありますよね。

新舞踊は、演歌などに合わせて舞うもので、時間も比較的短く、大勢の方が参加されます。
今日もたくさんの方が大舞台に立たれました。
一人で踊られる方、二人の方、大勢のグループとそれぞれに味わいがあります。

舞い扇の美しさは格別で、どの方も舞われる曲に合わせて扇を準備されます。
手先まで整った舞姿は本当に綺麗ですね。
私より年上の方が多いのですが、運動神経がめちゃくちゃ悪い私にしてみたら、
全員「神！」に見えます。
たとえ一分であろうと踊りぬくことは絶対無理だと思います。

日舞は体幹が鍛えられていないと、ふらっとするし、安定しないんですって。
インナーマッスル、大切ですね。
片足で立ってくるりと回るなんて！
無理無理むり～（笑）

今日も最高齢の方は９０歳をこえていました。

健康にもいいんですね。大拍手でした。

みなさま衣装も素晴らしく、あんな着物いいなぁ、とか、

帯と小物の組み合わせが独特！とか。

はんなりした裏地が素敵！とか。

踊り以外にも楽しさが何倍もあるんです。

雨の日の着物

今日は朝から雨。
さあ着物、どうしようかなぁ。
ポリエステルの洗える着物にしようかしら、と思いましたが、
小雨ですから、ほぼ大丈夫。
駐車場から会場までも濡れる心配がありません。
ですから、やっぱり絹のお着物にしました。

雨ゴートを着るほどでもありませんし。
秋模様の着物でお出かけしました。

着物は、お手入れが比較的簡単なのですが、帯はねぇ…
雨染みが心配だったので、黒地の八寸帯にしました。
ざっくり織られた帯なので、気楽に着ることができます。

また、先日までは単（ひとえ）の着物だったのですが、今日は袷（あわせ）がちょうどいい感じです。
裏地があっても暑くない感じです。
それでも会場の中は熱気がすごく、少し暑かったほどでした。

他のお客様も小紋に名古屋帯を装われていました。
女ですもの、雨でもおしゃれはやめられません（笑）
楽しまなきゃ！です♡

但し、注意点があります。

縮緬やお召はとにかく雨に注意が必要です。
水に当たると縮むんです。直すのが大変になります。
もし、雨の日に縮緬やお召の着物を着るなら、
撥水加工を施しておくなど、工夫してから着用くださいね。

写真で気が付く失敗も

実は、写真を撮ってわかったのですが、失敗点があります。

腕を下げてると長襦袢が出てる～！！！！
あちゃー。
気が付きませんでした。
ツルンとした大島紬とツルンとした長襦袢なのでほんの５ミリの違いでも出ちゃうんですね。
あー、大失敗。

こういうことが起きるので、裄丈の仕立ては注意が必要です。
肩幅と袖巾をきっちり合わせておかねばなりません。

今回は、自分サイズの長襦袢に、頂いたお着物をそのままだったのです・・・。
注意不足ですね。裄丈をチェックすればよかったなぁ。

無理な場合は、長襦袢の袖巾を縫い縮めておけば目立ちません。
その方法もまたアップしますね。

着物の事ならなんでもご相談ください。お気軽にどうそ。
お待ちしています。