ゴールデンスランバー伊坂幸太郎

ゴールデンスランバーとは、「最高のまどろみ」という意味

よみたい!けど、長くて大変そう。
でも面白そう。
それがこの本のイメージだった。
高校の先輩が貸してくださって、このお正月に読んでみた。
先輩、ありがとうございます。
じっくりと、一気に読むことができました。

あらすじ

主人公は青柳雅治。首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられていく。
警察も、メディアも、すべてが敵。
何もかもお膳立てされたストーリーに則って、犯人にされてしまう。
全く無実なのに。
こんなことが、もし本当に起こっていたら?!
はたして青柳雅治は逃げ切って、生き残ることができる?!
警察の、メディアの目をかいくぐって逃げられるのだろうか?

ゴールデンスランバーは読みだしたら止まれない面白さ

私たちは見抜くことができるだろうか。

もしかしたら、こんな大それたことでは無いかもしれないけれど、
冤罪事件はこうして起こって行くのかもしれないと、心底恐ろしくなった。

何を信じていいのか、何を疑えばよいのか。
折しも監視社会に突入している今の日本。
先日もTカードの情報が令状なく提供されていることが発覚したばかり。
道路にはNシステムや監視カメラ・・・

物語とはわかっているものの、
警察が「黒」といえば、「黒」になってしまうなんて、昔のファシズムの時代に戻っているような話だったので、背筋が凍り付くようだった。
フィクションとはいえ、恐ろしい・・・
情報にあふれた今、真実を見抜くことって、逆に難しいの?

最後に信じられるもの

それでも、生き抜く雅治に救いがあり、
最後に信じられるものは、友と正義なのかなぁと。

青春時代の友情は宝

この本を読んで以来、すべてを鵜呑みにするのではなく、
一度自分の頭で考える癖をつけようと強く思った。

一つの出来事には、表があれば裏もある。
一面だけをとらえることのないように。
違和感を感じたら、無視しないよう、振り返ることが必要かもしれない。

堺雅人さん主演で映画化された作品のようです。
樋口晴子役は、竹内結子さん。
面白そう~。
映画館でじっと見ていられるかどうかわからないほど、ハラハラドキドキの作品です。
お家でじっくり見てみたいものですね。
そう思っていたら、先輩が録画を貸してくださった~。
ありがたや~。


できるだけご希望通りにとおもっていますが、難しい曜日もございます。

早めにおしらせくださいね。

お申込みお待ちしています。

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