不測の事態!さてどうする?

徳島市繊維卸問屋 (株)山善のてるよ女将こと山口哲代です。
ゴールデンウイークも最終日となりました。
お元気にお過ごしでしょうか。

私は28日の日曜市を終えてから、徳島を車で出発し、福井、金沢へと出かけてきました。
ゴールデンウィーク中も仕事の娘。唯一の休みが月曜火曜なのでそれに合わせての旅行です。道中運転しっぱなしだった夫に、ほんと、感謝です。
一泊目は福井県の高浜町の旅館にに素泊まりです。(これもギリギリに取れました)夕方には到着したので、近くの海岸を散策。

城山公園にある「高浜八穴」の一つ、明鏡洞を見ました。
福井県は海岸線が複雑で、いろいろな景色が楽しめます。
いいお天気で、気持ちいい~!

ここまででも随分歩いたのですが、素泊まりのため、夕食をとらねばなりません。
宿の方にお聞きした方面へテクテク。
(旅館の方も高齢の女将さんを手伝うため、大阪から息子さんが帰省されていました。)

ゴールデンウイークはお休みだわ


ところが、ゴールデンウイークでお目当てのお店が閉まっていました…
なんてこった・・・
土地に不慣れな私たち。
「まあ、歩けば見つかるか?」とまたテクテク。
ところが、甘かった・・・みんなお休みなんです。
まあ、連休ですもんね。大きな観光地でもないし。
お腹がすいたよぉ…。

車に戻って、少し離れたお店にたどり着いて、やっと入店したイタリアンのお店。
とても活況な様子です。
もう、くたくたで、お腹ペコペコ。

ですが、近辺のお店が閉まっているので
地元の方々もとても多く、お料理を頼むのに時間がかかり、
お料理が出てくるまでに、また、大変な時間がかかりました…。

空腹時の待ち時間って実際より長く感じるなぁ。

「お隣にラーメン屋さん、あったよねぇ。」
「そっちにしとけば、もう食べて帰れてたねぇ。」
「出ていく?」と、話してたら、長男の分だけ先に来てしまい、再び待つことに。
次に夫と私と次男の分が来て、

これなら、材料入れて、塩胡椒してオーブンに入れときゃできることね?
という、心の声が。
それが半分ほど食べ終わる時間に長女の注文が到着。

お店の方もこんな混雑は予想していなかったんじゃないかな。

いつも通りのメニューで開店していたので、お客様の注文も多種多様。
その上、もしかしたら、スタッフは少なめだったのかもしれません。

あー、お店の選択をミスったぁ~(;´Д`)
家族全員の声。
連休とは、予想外のことが起こるものですね。

考えられたメニューと対策

二日目のお昼は金沢の近江町市場へ。
予想通り、人・人・人でした。
高価な海鮮丼のお店にも行列がずらり。

昨夜の苦い体験が並ぶことを拒否させました。

私は海老・カニのアレルギーがあるので、海鮮丼だと無理なお料理も多く
少し離れた和食のお店に入りました。
なんとか限定40食のぶりぶり丼を食べることができましたよ。


こちらのお店は、「ゴールデンウィークはこのブリブリ定食だけ。40食限定、1500円」と張り紙が貼ってありました。簡潔明瞭です。


外での待ち時間も少なく、注文を取る手間もなく、お料理を提供してくれるまでの時間も長くない。お刺身のブリと炙ったブリ。とても新鮮でおいしく家族全員が大満足でした。

家族で昨夜との違いについて話しました。
学ぶことが多かったです。

やはり、思わぬことまで想像する柔らかな頭は大切なんだなぁと。
昨夜のイタリアンのお店も、スタッフが少ないのなら、
今夜提供できるお食事は、ピザとパスタ、サラダだけ、とか、
考えておけばもっとスムーズだったかもしれませんよね。
柔軟な発想、大切だなぁ。
近隣のお店がゴールデンウイークの営業をどうするかの
リサーチもしておけば良かったかもしれませんね。

でも、もしかしたら、昼食の大友屋さんも過去の経験があったからこそ、
対策を打てたのかもしれませんし。

お客様の立場になって初めて気づくことも多い旅でした。
さあ、わが身に置き換えて考えよう。

料理宿とは、こんなにもすごいのね

夜の民宿はお料理宿の、やまじゅうさん。
金沢から少し離れます。
それはそれは豪華なお料理が次々と出てきました。
悲しいかな、私は海老もカニも食べられないので、前もって伝えてありましたら、
お肉に変えてくださっていました。
このお料理からスタートで、次から次へと出てきます。

天ぷらも茶碗蒸しも、地の魚料理が山のように。

鯛のかぶと煮も。美味しかったですよ~。

もう、お腹いっぱいだ~。と、思ったら!

ど・どーん!!!
大きな鯛の塩焼きがぁあ~。

頑張って頂きました。
あっさりしてて、食べられちゃうんです。
「人間の胃って、すごいんだわ。」と、思いました(笑)
確実に2キロは体重増えたわね~

まあ、美味しくて大満足のお宿でした。

仕事と張り合いと健康と

お料理を運んでくださる方々は、年配の女性の方が多く、
皆さんとても丁寧で、お元気そうでした。
シニアの知恵と力は素晴らしい。

こちらのお宿の、大切な戦力になっているんですね。

お幾つになっても元気に働ける。
社会とつながっていられるのって、健康の秘訣かもしれません。

だって、皆さんの笑顔、輝いていらっしゃいましたもん。
姿勢は良いし、動きは機敏だし。

翌朝も朝から、別の方々が元気に迎えてくれました。
少子高齢化の日本の未来は、ますますシニアの活躍する社会になりそう!
そう思いました。

アレルギーでも元気に帰ってこられた♡

最終日のお昼は永平寺の近くで、家族のみんなは、ソバやうどん。
ソバとうどんをゆでるお鍋はたぶん同じことが多いですよね。

ソバアレルギーの私は食べられないので、安全なカレーにしました。
ここまで来て、カレーって(笑)
でも美味しくて安全なことが一番。
アレルギーを起こさず、旅を終え、元気に徳島へ帰ってこられました。

食事から二日半の旅を振り返ってみました。
感じること多かったです。

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