加賀友禅の町金沢には着物がピッタリ

徳島繊維卸問屋 (株)山善のてるよ女将こと山口哲代です。
先日の北陸の旅で、加賀友禅にも触れてきました。

加賀友禅とは

京友禅と共に有名な加賀友禅。
加賀五彩と言われる、えんじ、古代紫、藍、黄土、草色が地色として有名です。
加賀の街並みで、それぞれの色は、大変美しく映える色です。
18世紀に宮崎友禅斉が、斬新なデザインを描いたと言われています。

花びらの外側を濃く、内側を薄く染める「外ぼかし」や、植物の葉に「虫食い」模様を施すことも有名なんです。
今回も、兼六園の近くで加賀友禅の先生とお会いすることができました。

繊細な彩色

下に電熱器があるの、おわかりいただけますか?
彩色した部分が乾きやすくする工夫です。
細かな彩色には必需品ですね。
細かな下絵の上に糊置きが施されています。

手描き友禅作品の工程は

図案作成➡ 仮仕立て➡ 下絵➡ 糊置き➡ 彩色➡ 下蒸し➡ 中埋め➡ 地染め➡ 本蒸し➡ 水洗➡ 脱水・乾燥➡ 仕上げ

と、とても多くの工程となっています。
今回は、糊置きされた図柄に彩色されていました。
雪輪模様の中に、細かな七宝柄。
本当に息を詰めるような作業がずーっと続きます。

中出学先生は、修行時代を除いて十数年の作家さん。
若々しい感性があふれています。

先生の後ろの作品も若い感性があふれていますよね。
一枚の着物を仕上げるのに相当の日数がかかるそうです。
着物、大切にしなきゃ!あらためて、そう思いました。

ひがし茶屋街

加賀友禅を勉強し、食事を済ませた後、ひがし茶屋街へ向かいました。
ひがし茶屋街は、金沢の昔の風景が残る素敵な街なみで有名です。
そちらも、大勢の人々が各地からいらっしゃっていました。

ステキなカフェや雑貨屋さんも充実していて、楽しい場所。

着物姿でインスタ映え

かわいい女性が着物を着て、楽しそうに散策されていました。
男性の着物姿もちらほらと。
街並みとすごくマッチしていて素敵でした。

華やかな袷の着物に半巾帯だったり、名古屋帯だったり。
みんな、楽しそうに着物を着てくれていて、うれしかった~。

石畳と美しい出格子。
インスタ映えしそうですね。

帰り際、辛そうに歩く着物姿の女の子・・・
どうやら草履に慣れていない様子。
茶屋街は広いので、
たくさん歩く前には、草履に慣れておく必要がありそうです。
足が痛いのは辛いですもんね。
たいしたことがありませんように。

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会社名 株式会社 山善
場所 〒770-8056 徳島市問屋町46番地
定休日 日曜午後、祝日、 第一第二土曜
営業時間 午前8時半~午後5時半
TEL 088-623-2366

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